*1962年:作家賞=マインダート・ディヤング
1906年(~1991年)、オランダの農村に生まれ、8歳の時、両親と共にアメリカへわたり、ミシンガン州グランドラッビズの農場に移住した。それからはアメリカ人として暮らし、神学校やシカゴ大学で学び、一旦は小さなカレッジで教鞭を執った。が、農場で働く道を選んだ。
30歳の頃、近くの図書館で、農場の暮らしを子どもたちに話す機会を得て、(1938年「大きなガチョウと小さな白いアヒル」)作家になる決心をする。そして、18年後「コウノトリと六人の子どもたち」でニューベリー賞を受賞。また、ディヤングは、第二次世界大戦中、アメリカ軍の軍人として中国に赴任している。中国人少年を主人公にした作品「六十人のお父さんの家」がある。
代表的な作品「ぼくの黒うさぎシャデラック「六十人のお父さんの家」中村妙子:訳 講談社、「コウノトリと六人の子どもたち」遠藤寿子:訳 岩波書店、「びりっかすの子ねこ」中村妙子:訳 偕成社、その他。
「びっかすの子ねこ」は、時代に関係なく読める童話で、初版は1966年ですが、何回も増刷されています。その理由は、勿論、お話が面白いということと、全国学校図書館協議会選定・必読図書にもなっているからだろうと思います。
“びりっかすの 子ねこは、みっそかすの すえっこ。にいさんや、ねえさんが、つぎつぎに六ぴき。それから、おまけみたいに、この 子ねこが うまれたのです。
いかにも、感想文が書けそうな気がしません?それも教育的にです。と言って、登場人物はどこにでもいる人たちを描いています。それもさらっと。そして、思わず、うんうんと納得できるのですから、作家の文章がいいんでしょうね。読み聞かせにもいい。
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