「ロバのシルベスターとまほうのこいし」
ウィリアム・スタイグ:作と絵 せた ていじ:訳 評論社 1975年10月30日 初版発行
ロバのシルベスターの楽しみは、変わった形や、変わった色の小石を集めることだった。夏休みの、ある雨の日に、シルベスターは、燃えるように赤く光っているビー玉のような小石を見つけた。この小石が「まほうのこいし」。草の茂みからライオンが襲ってくるとき慌てて「ぼくはいわになりたい」と言ってしまった。ライオンから無事、身を守ったシルベスターは岩から元の姿、ロバに戻れなくなってしまった。あの赤い小石は岩のそばにあった。・・・・・。ロバのお父さんとお母さんは帰らなかったシルベスターの安否が気になって、探し始めた。
スタイグが子ども向けに書いた作品として3冊目(?)に当たります。親子愛を丁寧に、漫画のユーモアも取り入れて描いたもの。子どもにとってもこのお話は他人事ではないような気持になるでしょうね。でも、ラストはハッピーエンドですからね。子どもの笑顔が浮かびます。そんなお話なんです。
ウィリアム・スタイグ
1907年(~2003年10月)11月ニューヨークのブレックリンで生まれた。1930年頃から雑誌に漫画が掲載されるようになって、人気を博した。スタイグは60歳になって児童文学へと転向した。それから、すぐに1969年「ロバのシルベスターとまほうのこいし」でコールデコット賞を受賞。
スタイグの作品はこのブログで三作品を簡単に紹介してあります。
「みにくいシュレック」「いやだいやだのスピンキー」「ピッツアぼうや」
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